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「かかりつけ薬剤師になれば、給料は上がるの?」と気になっていませんか。
結論から言うと、かかりつけ薬剤師になっても“自動的に”給料が上がるわけではありません。給料に反映されるかどうかは勤務先の薬局の制度次第で、2026年の調剤報酬改定でその評価の仕組みも変わりました。この記事では、制度の変化と給料への影響、そして実際に年収を上げる方法を解説します。
- かかりつけ薬剤師の主な要件
- 2026年改定で何が変わったか
- 給料が上がるのはどんな場合か
- 年収アップにつなげる方法
かかりつけ薬剤師とは|主な要件
かかりつけ薬剤師は、患者一人ひとりの服薬状況を継続的・一元的に把握し、相談に応じる薬剤師です。担うには、主に次のような要件を満たす必要があります(施設基準)。
- 薬剤師としての一定の実務経験がある
- 同じ薬局に一定期間在籍している
- 週の所定労働時間が一定以上
- 研修認定薬剤師の認定を取得している
- 医療に関わる地域活動に参加している
※要件の詳細は改定で見直されることがあります。最新の施設基準は厚生労働省の通知をご確認ください。
2026年改定で「かかりつけ薬剤師」の評価が変わった
2026年(令和8年)6月の調剤報酬改定で、かかりつけ薬剤師に関する評価が大きく見直されました。ポイントは「届出(肩書き)」から「実績(実際の関与)」への転換です。
| 項目 | 2024年(旧) | 2026年(改定後) |
|---|---|---|
| かかりつけ薬剤師指導料 | 76点 | 廃止(服薬管理指導料に統合) |
| かかりつけ薬剤師包括管理料 | 291点 | 廃止 |
| 服薬管理指導料(3月以内・手帳あり) | 45点 | 45点(かかりつけでも同点数) |
| かかりつけ薬剤師フォローアップ加算 | ― | 50点(3月に1回)を新設 |
| かかりつけ薬剤師訪問加算 | ― | 230点(6月に1回)を新設 |
これまで「かかりつけ薬剤師」という届出に対して上乗せされていた点数(指導料76点)は廃止され、点数だけ見ればかかりつけでもそうでなくても同じになりました。代わりに、来局後のフォローアップや患家訪問など「実際に患者に関与した行動」を評価する加算が新設されています。
出典:厚生労働省「令和8年度診療報酬改定の概要【調剤】」。
結論:かかりつけ薬剤師になっても自動では給料は上がらない
ここで重要なのは、これらの点数は「薬局の収益」であって、そのまま薬剤師個人の給料になるわけではないという点です。薬局の収益が増えても、それが薬剤師の給与・手当に反映されるかは、薬局の給与制度によって異なります。
給料が上がるのはどんな場合?
① かかりつけ薬剤師手当・インセンティブがある薬局
かかりつけ薬剤師としての業務に対して手当やインセンティブを支給する薬局があります。こうした制度がある薬局なら、かかりつけ薬剤師になることが給料アップに直結します。
② 認定資格の手当がある薬局
かかりつけ薬剤師の要件である研修認定薬剤師などの認定資格に、手当をつける薬局もあります。例として、認定資格で月2〜6万円程度(年24〜72万円)の手当がつくケースが報告されています(金額は薬局により異なります)。
③ 対人業務の実績が評価される環境
2026年改定で「実績」が評価される流れになったため、フォローアップや在宅対応など対人業務に積極的な薬局では、その貢献が評価・昇給につながりやすくなります。
注意:手当の有無は職場によって大きく違う
一方で、こうした手当や評価制度がない薬局では、かかりつけ薬剤師になっても給料は変わらないこともあります。「かかりつけ薬剤師=給料アップ」と一概には言えないため、転職や就職の前に、手当や評価制度の有無を確認することが大切です。
年収を上げたいなら「手当のある職場」を選ぶ
かかりつけ薬剤師としての努力を給料に反映させたいなら、手当や評価制度が整った薬局を選ぶのが近道です。求人を見るときは、資格手当・かかりつけ手当・評価制度の有無をチェックしましょう。求人情報だけでは分かりにくい点は、転職エージェントに確認してもらうこともできます。
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複数のサービスを比較したい場合は「薬剤師の転職サービスをタイプ別に比較」も参考にしてください。
まとめ|かかりつけ薬剤師と給料
2026年改定で、かかりつけ薬剤師の評価は「肩書き」から「実際の関与の実績」へと変わりました。点数は薬局の収益であり、給料に反映されるかは薬局の制度次第です。年収アップにつなげたいなら、手当や評価制度のある職場を選ぶことが重要です。
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